犬の嘔吐

健康な犬が時々吐くのは、それほど心配いりません。

犬

ほとんどの場合、食べ過ぎが原因だからです。

しかし、繰り返して吐く場合には、食欲減退、うつ状態、活力の低下、下痢、便秘などの症状の有無にかかわらず、原因を確かめるために診察を受ける必要があります。

嘔吐が原因でひどい脱水症状になったときには、そのまま放置すると、さらに深刻な病気になりかねません。

嘔吐は、胃や腸の中の食べ物、酸、酵素を体外に出してしまうことをいい、吐いているときは腹部の筋肉が収縮するので、単に食べたものが逆流した吐き出しと区別できます。

犬の嘔吐の原因

  • 不適切な食事:ゴミや脂肪分の多い食べ物、人間の食事の残り物など。
  • 異物:骨、ボール、石など。
  • 寄生虫:回虫、特に子犬の場合。
  • ウイルス感染:ジステンパー、バルボウイルス感染症
  • 病気:糖尿病、がん、潰瘍などは、吐いたものに血が混ざることが多い。
  • 毒物:家庭常備薬、殺鼠剤、不凍液、殺虫剤。
  • 乗り物酔い:車、電車、船など。
  • ストレスや感情の高ぶり:興奮しすぎや、ひどく動転したとき。

犬の嘔吐の処置、治療

嘔吐と、食べたものが胃に入る前に逆流する掃き出しとは異なります。
吐き出しは食道の異常(収縮または閉塞)を示す症状で、獣医師の診断が必要です。

食べたすぐあとに、食べ物をそのまま吐いてしまうことがあります。
特に、固形物を食べた始めた子犬によくあります。

吐いた後は、食べ物や水を12~24時間控えるようにします。
与えても、さらにひどく吐いてしまうからです。
氷をなめさせたり、チキンスープを少量与えます。

2日目からは、チキンの胸肉のピューレのような刺激の少ない食べ物を少量ずつ、1日に4~6回に分けて食べさせます。
ご飯や刻んだ新鮮な野菜を添えます。

4日目からは、通常食べている食べ物を4分の1くらいずつ加え、1日に3~4回与えます。
1週間たったころには、1日2回の食事に戻します。

軽い嘔吐の場合は、1カップ水にみじん切りした新鮮なパセリ大さじ8杯を混ぜ、5分間沸騰させて、こしてから冷まし、1カップに対して小さじ1のハチミツを混ぜます。
これを10分ごとに大さじ1杯ずつ与えます。
その日は、お湯1リットルに対してハチミツ大さじ1杯を加えたハチミツ水を与えるだけで食べ物は控えます。
次の日には、少量の肉や野菜スープなどから始めて、徐々に普通の食事に慣らしていきます。

繰り返して吐く場合は、病院で診察を受けましょう。
血液検査を行い腎臓や肝臓の病気、糖尿病、ガン、アレルギーなどが原因かどうか確かめます。
腹部のレントゲン写真を撮って、異物がないか、ガンではないかどうかを確認します。

その他注意点

草を食べたがり、そのあと吐く場合は、腸に寄生虫がいることがあります。
吐いたものに血が混ざっていたら、すぐに獣医師に診てもらいましょう。
アスピリンなど、家庭にある薬は絶対に犬に飲ませてはいけません。

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