犬の下痢

下痢は、水っぽい便か軟らかい便が頻繁に不規則に排泄せれる症状を指し、犬の病気の典型的な兆候の1つです。

犬

これは腸内で溶解している物質が、過剰な水分を腸内に送り込むように働きかけるために発生します。
この過剰な水の作用によって、食物吸収力の低下、つまり吸収不良が起こります。

また、腸内への電解質の分泌の増加、つまり消化不良が起こる場合もあります。

病気の兆候が見られず24時間以内におさまる下痢は、体内を浄化する防御反応として有益なこともあります。
これに対し、24時間以上たってもおさまらない場合は、病気の兆候の有無にかかわらず、獣医師の診察を受けるようにすることが大切です。

犬の下痢の原因

  • 原因として挙げられるのは、不適切な食事(異物など)、ストレス、慢性疾患、寄生虫(特に子犬)、アレルギーなどです。

犬の下痢の症状

  • 軟便か水様便の排泄
  • 排便頻度の増加
  • うつ状態
  • のどの渇き
  • 血便

犬の下痢の対処、治療

家庭での対処

刺激が少なく、低脂肪で消化しやすい少量の食事を1日4回ずつ、毎日与えることが基本となります。

低脂肪のタンパク質(チキンや魚肉)を与えます。
初日は食事を12~24時間与えないようにしますが脱水症状を防ぎ、電解質(ナトリウム、カリウム)を補給するため水分を取らせます。

2日目は、チキンのピューレを与えます。
さらに生きたヨーグルト菌や乳酸菌を与え、下痢で失われた善玉の腸内細菌を補給します。

3日目には繊維質を補充するためピューレに野菜を加えたものを与えます。
繊維質は、便から水分を吸収して硬くする働きがあります。

4日目はには白米を加え、5日目は白米のかわりに玄米を与えます。
6日目以降は、いつもの食事を通常量の4分の1ずつ加えたものを3日以上続けます。

病院での処置

獣医師は、犬の症状を飼い主に確認した上で、身体検査を行います。
そのため、下痢が始まった時期、頻度、いきむことがあるかどうか、便性(血便、黒色便、粘液の有無など)、普段と違う点をメモしておくと役立ちます。
また、寄生虫の有無を、検便によって診断することもあります。

体重減を伴うかどうかにかかわらず、長期の、または再発性の下痢の診断に際しては、全身性疾患や細菌性、ウイルス性かを判断するための血液検査、異物やガンの進行を発見するためのX線、サルモネラなどの細菌を検査するための検便、さらに腸の生体検査などが行われる場合があります。

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