犬の肛門嚢炎

イヌ

犬が、肛門部を床や地面にこすりつけたり引きずったり、肛門周辺をなめたり噛むなどのしぐさが現われたら、肛門嚢炎の疑いがあります。

肛門嚢は、肛門の左右両側にあり、半液状で悪臭を放つ分泌物がたまっていて、普通は排便と共に押し出されて空になります。

ところが、きちんと空にならない場合が時々あり、そうすると管が詰まり、激しい痛みを伴う炎症や膿瘍が発生する可能性があります。

肛門嚢炎にかかった犬の行動症状

  • 犬がお座りの状態のまま、前足で身体を引きずる。
  • 肛門周辺を噛む。
  • 分泌物が凝固し始め、感染が起こる。
    膿瘍が肛門の表面付近に発生し、破れる。

犬の肛門嚢炎の処置、治療

多くの場合、肛門嚢を手で押し、分泌物を圧出すれば解決します。
投薬により炎症を緩和し、感染症を治療することが可能です。
症状が頑固で再発する場合は、手術によって肛門嚢を摘出するのが、もっとも思いやりがあり、かつ費用効果の高い解決法と言えます。
肛門嚢に分泌物が滞留してしまう症状が再発する場合、炎症や膿瘍の発生を予防するために、1ヵ月に1度は獣医師の診察を受けるようにしましょう。

痛みの緩和には、温パックを当てます。
また、瀉利塩を1~2カップ入れた熱い湯に1回10分、1日2回、犬を浸けます。
そして肛門周辺を洗い流し、ワセリンや鉱油を薄く塗ります。

肛門嚢炎のハーブ療法

食物繊維を多めに摂取することで、肛門嚢の分泌物の圧出が自然に促進されます。
オート麦などの穀物や種を加えます。

また細身の引き締まった体は、分泌物が肛門嚢に滞留してしまう症状の予防に役立つので、犬には定期的に運動させることが大切です。

犬の肛門嚢炎の関連ページ ・通販情報

人気のペット用サプリ通販