猫の耳の病気

白ネコ

猫の耳は、聴覚にとって重要だけでなく、平衡感覚にとっても極めて重要です。
ですから、常に健康でダニや細菌などのいない状態にしておく必要があります。

ダニや細菌の寄生を放置すると、重い感染症を招くことがあります。
耳の感染症(外耳炎)は慢性化しやすいため、原因を正しく診断し、適切な治療によって再発を防ぐことが重要です。

難聴は、特に白猫の場合、遺伝性の場合があります。
また、高齢になって聴覚に障害が生じる場合もあります。

猫の耳の病気原因

耳の感染症の原因でもっとも多いのは、ミミヒゼンダニなどのミミダニや真菌、細菌などです。

外耳炎では、細菌と酵母菌の両方が原因となることもあります。
感染症を放置していると外耳から中耳や内耳に広がる恐れがあります。

アレルギーによっても、耳の中に黒っぽい、あるいは黄色っぽいろう物質がたまることがあります。

耳道には、微小なダニが住んでいることが多く、このダニは猫や犬の間に簡単に広がります。
ダニがいると耳がかゆくなるため、猫は頻繁に耳を引っかきます。

青い目の白猫は、一般にコルチ気管(聴神経の終末部)の形成異常とそれに伴う特殊な耳の構造のため、先天性の難聴にかかりやすく、左右の目の色が異なる白猫の場合、青い目の側の耳だけが難聴になります。

耳の白い猫は、繰り返し日焼けすると耳に腫瘍ができることがあります。

耳道が繰り返し刺激されると、腫瘍のように見えるポリープができることがあります。

耳介のはれ(血腫)は、噛まれたり、頭を振りすぎたりしたことが原因で生じることがあります。

猫の耳の病気症状

  • 耳を引っかく。
  • 頭を振る。
  • 頭をかしげる。
  • 片耳または両耳に茶色っぽい物質がたまる。
  • 耳が腫れることもある。

猫の耳の病気症状予防治療処置

  • 結膜炎の兆候に気づいたら、すぐに温かい湿った布か脱脂綿で目ヤニを拭き取ってください。
  • 獣医師は、流感の恐れがないかどうかを調べます。
  • 感染症の場合、獣医師は、耳鏡で耳を調べます。
    ダニがいれば、その姿がはっきり見えます。
    適切な治療が行われるよう、耳垢を培養して、原因となっている細菌や真菌を特定することもあります。
  • ダニ、カビ、細菌に対する治療法として、獣医師は、スプレータイプの洗浄液で耳を掃除することを勧めることがあります。
    洗浄液を耳の中に吹きつけて、耳道を2、3秒マッサージし、それから脱脂綿で拭き取ります。
    その後、両耳にそれぞれ2,3滴ずつ薬をさして、よくもみ込みます。
    1日に1度、7~10日間、続けます。
  • 先天性の難聴に対しては、治療法はありません。
    難聴の猫は、屋外に出さないようにして交通事故から守ってやる必要があるでしょう。
  • 腫瘍は手術が必要です。
    血腫の場合は、耳介の腫れを切開して血をしぼり出す必要があるかもしれません。
    ケンカが原因の場合、この問題は再発する可能性があります。
    ケンカによる傷は去勢されていないオス猫によく見られるので、去勢することが必要かもしれません。


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